前回、バイエルン地方の城などが14日間フリーパスで入場できる、バイエルン城巡りチケットの買い方を紹介しましたが、そのチケットを使ってミュンヘン・レジデンツを見学してきましたので紹介します。
- ミュンヘン・レジデンツとは?
- マックス・ヨーゼフ広場の駐車場からミュンヘン・レジデンツへ
- レジデンツ入口
- チケットを買う
- 荷物を預ける
- レジデンツに入場
- レジデンツの内容
- 宝物庫へ
- ミュンヘンの街並みへ
- まとめ
ミュンヘン・レジデンツとは?
レジデンツって聞きなれない言葉なので、何かわからない人もいると思いますが、レジデンツとは王宮のことです。
ミュンヘン・レジデンツは、旧バイエルン王国のヴィッテルスバッハ家の王宮です。
1385年に建設が開始され、第一次世界大戦後のドイツ革命が起こるまで王宮として使われていました。
今は博物館になっており、入場料を払うことで中を見学することができます。
営業時間は4月1日から10月19日までは9時から18時。
10月20日から3月31日までは10時から17時となっており、入場は1時間前となっています。
12月24、25、31日、1月1日は休館日となっています。
変更がある場合もあると思うので行く場合はチェックしてください。
マックス・ヨーゼフ広場の駐車場からミュンヘン・レジデンツへ
ドイツ旅行⑨で紹介した、ミュンヘン・レジデンツに近くておすすめの駐車場から、外に出ます。
海外旅行中の駐車場は忘れてしまうとかなりやっかいなので、写真を撮ることをおすすめします。
自分の車ならまだしも、乗って数時間の車の外観やナンバーなんて覚えきれないですしね。
外へ向かう廊下の扉です。
トイレもあります。
地下駐車場ですが明るいし危ない雰囲気はなかったです。
外に出てくる階段はこちらです。
一見わかりにくいので忘れないように。
Googleマップで自分の現在地をタップすれば、駐車場を記録という項目があるので、こちらを使うと便利です。
帰り道に迷いません。
駐車場の入り口はこんな感じです。
一見したらわからないように作られています。
レジデンツ入口
他の方のブログを拝見していると、レジデンツの入り口がわかりにくいという書き込みがありましたが、確かにGoogleマップでミュンヘンレジデンツを調べると北側をさすので、マックス・ヨーゼフ広場を検索するのがおすすめです。
すぐに入り口が見つかります。
赤いので目立ちますね。
門を入ると学生さんっぽい人がいました。
その門を抜けて右に曲がると、レジデンツの入り口が出てきます。
中に入ると奥にチケット売り場とグッズ売り場が出てきます。
チケットを買う
チケットは私は2人で48ユーロのバイエルン城巡りチケットを買いました。
買い方はこちらに詳しくのせています。
このおばちゃんから買ったのですが、バイエルン城巡りチケットをなんと表現していいのかわからず、スマホのHPの画面を見せれば大丈夫だろうと思っていくと、全然わかってくれませんでした。笑
結局、後ろにチケット表があったので、14days ticketsというとわかってくれました。
買ったバイエルン城巡りチケットはこちらです。
これを見せることで、ミュンヘンレジデンツと宝物館を見に行ける11ユーロのコンビチケットを発券してもらえます。
ただ、このおばちゃん2人分のバイエルン城巡りチケットを買っているのに、1人分しか発券してくれていなかったりと、ちょっとめんどくさかったです。
ちなみにこれは1人分しか発券されてないよと抗議にいったところです。
おばちゃんめっちゃめんどくさそうな顔してました。笑
荷物を預ける
ミュンヘンレジデンツはリュックなどのかばんを持って入ることができませんし、コートなどもこちらに置いておきます。
かばんはコンシェルジュの人がいるのでいいですが、コートはただ置いておくだけなので盗まれそうです。
こちらが簡易的なコート置き場です。
こちらではコンシェルジュのおばちゃんが荷物とコートを預かってくれます。
無料だったのでよかったです。
ただ、ここでかばんにカメラを入れっぱなしにしてしまうと、レジデンツの写真が撮れないので注意してください。
私は、ウエストポーチにモバイルバッテリーとWiFiを無理やり突っ込んで、デジカメはポケットに入れて持ち歩きました。
レジデンツに入場
荷物を預けたら入場です。
係員さんにチケットを見せると、切欠きしてくれて中に入ることができます。
ちなみに荷物の預けるところの近くの入り口がレジデンツで、反対側に行くと宝物庫の入り口があります。
レジデンツの内容
入場すると最初に模型が出てきます。
模型で見てもあまりわからないですが、めちゃくちゃ広いです。
途中で分かれ道になっているところもあったり、じっくり見るとかなり時間がかかります。
音声案内もありましたが、時間がかかりすぎるのでただ見て回るだけにしました。
最初に入った部屋はなんかちょっと不気味でした。
ちなみにところどころに係員さんが立っています。
レジデンツのと言えばこの部屋です。
写真で見ており行きたいと思っていましたが、かなり圧巻です。
王宮って感じがします。
天井にはイエス様などの絵が描かれています。
両脇には像があります。
首がないものもあってこのあたりをじっくり見ると普通に閉館時間になってしまうので、サクサク行きます。
反対側から見るとこんな感じです。
ミュンヘンに行ったらぜひ行ってほしいです。
肖像画の前におっさんたちが座っているのがなんかシュールでした。
他の部屋も天井に絵が描かれており、ディズニーやUSJのアトラクションみたいな感じです。
調度品がいちいち高そうです。
こういう部屋が横並びにたくさんあります。
シャンデリアもすごい。
貴族の暮らしって感じです。
壁一面に絵が飾られています。
反対側も。
アジアっぽいお皿などもあります。
屏風です。
こちらは第二次世界大戦でやられてしまった場所だそうです。
Before Afterの写真がありました。
ほんと戦争なんてするものじゃないです。
ドイツは螺旋階段が多い。
絵もたくさん飾られています。
宗教画的なのが多いですね。
ベッドが高すぎる。
落ちたら骨折じゃ。
こちらはまだ高さはましです。
高そうなハープがありました。
ゲーム盤っぽいのもありました。
工事中のところも多々ありました。
立ち入り禁止の区域もあります。
途中でロングコーストショートコースの分かれ道があり、時間があればロングコースをおすすめします。
ただ、どの部屋もすごいのですが、部屋が多すぎてどれがどんな部屋だったのか記憶があいまいになります。
バイエルン王国の紋章もところどころにあります。
めちゃくちゃ広いホールもあります。
窓の外は工事中でした。
すごく高そうでした。
湿度を守るために除湿機がどの部屋にも稼働していました。
王冠です。
ティアラもありました。
盾です。
礼拝室なのかかなり豪華なお部屋でした。
天井だけでいくらするのか。
鑑定したらいくらくらいになるのでしょうね。
見た目は宝箱です。
歴代の王室の人たちだと思いますが、いっぱい肖像画がありました。
宝物庫へ
かなり端折りましたが、次に宝物庫を見に行きました。
遅くなるとクロークが閉まるから気を付けてと、こちらのおばさんに念を押されながら入場です。
かばんを預けっぱなしになると困るので、超駆け足で見て回りました。
がちの王冠ですね。
ピンボケしてますが、刀もあります。
普通に使っただけで割れそうですけどね。
刀の柄の部分などもありました。
ゼルダの伝説ならキーアイテムが出てきそうな宝箱です。
なんか怖いけどすごい。
ミュンヘンの街並みへ
クロークで荷物を受け取ります。
まだしまっていなくてよかったです。
せっかくなのでお土産でもと思ってみましたが、特に琴線に触れるものもなかったのでスルー。
そして、ミュンヘンレジデンツを後にして、次はミュンヘンの街中へ出かけます。
まとめ
ミュンヘンレジデンツの見学に行きました。
宝物館も行くのならコンビチケット11ユーロがお得です。
ノイシュバンシュタイン城にもいく予定があるのなら、バイエルン城巡りチケットがおすすめですよ。
レジデンツの内容は英語で説明書きがあったのである程度は読んでいましたが、じっくり読むと2時間じゃ足りないくらい広かったです。
そして、部屋が多すぎて覚えきれません。笑
でも、バイエルン王国の生活を垣間見れるので、かなり面白かったので、ミュンヘンに行かれるならおすすめです。
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