ドイツに行くのにGoPro HERO7 BLACKをどのように運用するのがいいのか考えるのが最近の私の楽しみの1つでもあり、今回はPeakdesign(ピークデザイン)のP.O.Vキットを購入してみましたのでレビューします。
GoProをバックパックに取り付けたい
ドイツではGoProで撮影禁止エリア以外はできるだけ常時録画をしたいと考えています。
しかし、自撮り棒などでずっと手に持って撮影するのではなく、両手はフリーで使えるように撮影することで、自分の目線で撮影するPOVの動画を取りたいと思っています。
四六時中カメラを構えているの大変ですしね。
POVのためのマウントで、ヘッドマウントやチェストマウント、ネックマウントなどがありますが、旅の中で一番実用的なのがバックパックの肩紐に取り付ける方法だと思います。
バックパックに取り付けて撮影するのに一番使われているのが多分クリップ型マウントです。
私も持っていますが、クリップ型マウントだけだと少し問題があります。
横軸の調整をしたい
クリップ型マウントを使用してバックパックに取り付けたことがある人ならわかると思いますが、バックパックの肩紐って正面向いてないんですよね。
若干外側に向かっているんです。
さらにクリップ自体も若干カーブになっており、余計に外側に向くようになっています。
初めて試し撮りした時に、斜めの動画でかなり見づらい仕上がりになってしまいました。
そこで横軸を調整できるPeakdesignのP.O.Vキットを購入してみました。
PeakdesignのPOV-2キット
PeakdesignでPOVを撮影するにはキャプチャーとPOVキットの2つを購入する必要があります。
キャプチャーとはこちらの肩紐に固定するための道具です。
POVキットはGoProやデジカメをキャプチャーに取り付けるための道具です。
キャプチャーをバックパックの肩紐にセットして、POVキットをGoProに取り付けることで、バックパックでPOV撮影ができる様になります。
ただし、結構いい値段がするので、かなり迷いましたが試してみないとわからないので買ってみることにしました。
Peakdesign キャプチャーを開封
こちらがキャプチャーの箱です。
さすがいい値段するだけあって、いい箱に入っています。
パカッと開けて中身を見ることができます。
ロックしたり、カメラを取り付けたりできるよっていう解説が。
箱の裏面はこんな感じです。
箱の側面はこんな感じです。
底面はこんな感じです。
何気にメイドインチャイナですね。
反対側の側面です。
中身を取り出してみました。
箱に針金で固定されています。
中の箱には説明書きもありました。
簡単な英語ですし、写真があるので大体わかります。
こちらがキャプチャーの中身全部です。
キャプチャー本体に、取り換え用のネジと締める道具、袋が同梱されていました。
重さは74.6gです。
若干重いなと思いましたが、クリップ型マウントも64.4gなので微々たるさですね。
PeakdesignのPOV-2キットの開封
こちらがP.O.Vキットの箱です。
こちらも同じように中身が見える箱です。
箱にこだわらなくていいから値段やすくしてくれよ。
箱の側面です。
重すぎるものは取り付けるなとのことです。
箱の底面です。
メイドインチャイナです。
箱の裏面です。
GoPro以外にも普通のコンデジもPOVできます。
内容物一覧です。
中を開けてみると説明書きがありました。
こちらがP.O.Vキットの全容です。
このJ型のフック!これが横軸移動に重要です。
また別記事に書きますが、正直これだけでよかった。
Jフックが重要なので正面からも撮っておきます。笑
こちらが先ほどのJフックとキャプチャーを仲介するパーツです。
このネジなんだろうと思ったら。
裏面にゴムがついており、キャプチャーとのぐらつきを固定するものでした。
きつく締める場合に必要な道具です。
あまり締めすぎても融通効かないし難しいところです。
こちらがGoPro以外の三脚ネジがあるカメラに取り付ける道具です。
そしてネジ。
バックパックに取り付ける際のクッションかな?
使ってみた感想
さっそくGoProにP.O.Vキットを取り付けて、バックパックにキャプチャーを取り付けてみました。
しかし、バックパックの肩紐の幅が広すぎてなかなか無理やりはめ込んだ感じです。
期待していた横軸調整は問題なくできています。
後から旅を見返したりブログの記事にするのに動画から画像を切り抜いたりするのに使いたいので、目立たずにさりげなく撮るという点ではいい感じだと思います。
また、クリップ型マウントだと横から簡単に盗まれてしまいますが、これはがっちりホールドされているので簡単には盗めません。
そして、一度水平をきちんと取っておけば、肩紐の長さを変えない限りだいたいちゃんと水平になっています。
ダメだった点
キャプチャーを取り付けるときに、かばんを背負った状態で水平をとらないと、斜めになった動画になってしまう。
外れにくいのが利点ですが、水平を調整するのもなかなかやりにくいと思いました。
さらに、キャプチャーとJフックを仲介するパーツは、キャプチャーに取り付けた際に、ネジできちんと固定しないと、カチャカチャ音が鳴ってしまいます。
ネジで締めれば音はなりませんが、そうするとカメラを取り外す時にいちいちネジを緩める必要があるので、ちょっとめんどくさいです。
あと、バックパックから物を取り出す時に、気を使わないとカメラをぶつけそうになります。
まとめ
PeakdesignのキャプチャーとPOV-2キットをレビューしました。
横軸の調整ができる様になったので、バックパックに取り付けた際でもまっすぐ正面を撮影できるようになりました。
海外でのカメラの盗難防止にも役立ちそうです。
しかし、クリップ型にはクリップ型のいいところがあるというのも気づかされました。
ずれ易いが調整もしやすいのがクリップ型の特徴です。
さらに、バックパックから物を取り出す時に、クリップから外して一時的にポケットなどに入れておけ、ポケットをクリップで挟むことで落下防止になります。
どのスタイルで撮影しようか、いろいろ考えます。
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