RS-WFIREX4を購入して、前回RS-WFIREX3との比較を書きました。色が白くインテリアとなじみやすく、大きさが小さくなって、電波が届きやすくなったというのがポイントですが、買ったのはいいけれど設定がわかりにくいですので、アレクサとOK Googleと接続する方法を紹介します。RS-WFIREX4とRS-WFIREX3を併用する方法でもあるので、両方買った人も参考にしてください。
- スマート家電コントローラとは?
- RS-WFIREX4とRS-WFIREX3の比較
- RS-WFIREX4の初期設定
- RS-WFIREX4を「家外有効」にする
- RS-WFIREX4に家電を登録する
- アレクサと連携させる方法
- アレクサの設定
- Google Homeと連携させる方法
- Google Homeの設定
- まとめ
スマート家電コントローラとは?
スマート家電コントローラとは、テレビでやっている「アレクサ電気を点けて」や「OK Google、テレビを消して」などを可能にするリモコンデバイスです。
こちらが2019年1月に発売された新型モデルです。
こちらは旧モデルとなっています。
私は両方買って設定を行いました。
スマート家電コントローラの動作のイメージ図
スマート家電コントローラが一体何なのか、こちらが公式サイトに載っている図解です。
RS-WFIREX4とWi-Fiルータを接続しておくことで、スマートスピーカーやスマホがWi-Fiルータを通して、「電気を点けて」などの指示をRS-WFIREX4に飛ばすことができます。
その指令を受けたRS-WFIREX4が、照明やテレビに向けてリモコンの赤外線を飛ばすことで、指令先の家電が動くというものです。
RS-WFIREX4とRS-WFIREX3の比較
スマート家電コントローラはRS-WFIREX4が最近発売になり、私はRS-WFIREX4も旧モデルのRS-WFIREX3も両方買っているので、こちらに比較記事を書きました。
改めておさらいすると、RS-WFIREX4はRS-WFIREX3より小型になって、壁掛けフックが使えて、赤外線の電波が強くなったというのが大まかなアップデートポイントです。
他にもRS-WFIREX3は明るさをルクスで表示していたのに、RS-WFIREX4は暗い・明るいという判断基準になっています。
こちらがRS-WFIREX3です。
14lxという単位で表示されています。
こちらはRS-WFIREX4 です。
暗いと表示されています。
画面をキャプチャした時は、外出時で部屋にいないので電気を消しているので、こんなものだと思います。
ただ、同じ部屋に置いているのに、湿度はほぼ一緒ですが、温度が1.3℃も違いますね。笑
現在、どちらを買おうか迷っている方が居ましたら、値段が1000円ほど安いRS-WFIREX3でも十分だと思いますが、家電製品はわからないところでアップデートされている場合もあるので、RS-WFIREX4を買っておくのがおすすめです。
RS-WFIREX4の初期設定
RS-WFIREX3を設定しているので、それにRS-WFIREX4をプラスするという感じです。
RS-WFIREX3、RS-WFIREX4を買ったばっかりで、初めて初期設定するのもほとんど変わらないので参考にしてください。
環境を整える
RS-WFIREX4は単品だけでは動作しないので注意が必要です。
2.4GHz帯が使えるWi-Fiルータと、RS-WFIREX4の電源用にUSB電源が必要です。
Wi-Fiルータを迷っている方は雑誌でもベストバイ商品に選ばれているBuffaloのこちらのルータがおすすめです。
私はNECのルータを使っていますが、最近調子が悪いので変えようか迷っています。
USB電源はApple純正のものが推奨されていますが、わたしはマルチタップについているUSBポートに接続して使っています。
スマート家電コントローラーのスマートフォンのアプリをインストールする。
アレクサとリンクさせたいならAmazonのスマートスピーカーが必要です。
私はEcho Dotの第3世代を使っています。
私は最初、スマホの「OK Google」だけで使っていたので、スマホだけで使いたい場合は必要ありません。
しかし、Alexaを使って思うのは、絶対買った方がスマート家電コントローラーを活かせます。
スマート家電コントローラーのアプリの設定
スマート家電コントローラーのアプリをインストールして立ち上げると、最初にユーザー登録の画面が出てきます。
メールアドレスと任意のパスワードを入れます。
すると入力したメールアドレスにコードが届くので、そのコードをアプリ内に入れれば完了です。
これをしておかないとAlexaやOK Googleが使えません。
スマホを2.4GHz帯のWi-Fiルータに接続する
スマホはWi-Fiルータの2.4GHz帯に接続しておきます。
5GHz帯では設定できないので注意です。
スマホの設定からWiFiの設定に入り、SSIDの後ろが「a」や「5G」とついていたらNGです。
SSIDの後ろが「g」や「2.4G」となっているものを選んで接続してください。
RS-WFIREX4とスマホを連携する
スマホアプリを立ち上げると家電リモコン一覧が出てきます。
私の場合、RS-WFIREX3と連携していたので、そちらが出ていますが最初は何も出ていません。
右上をタップしてメニューを出します。
家電リモコンの追加を選びます。
追加する家電リモコンの型を選びます。
今回はRS-WFIREX4を選びます。
RS-WFIREX4をUSB充電器に挿して電源を入れます。
特にスイッチがあるわけではなく、差し込めば電源がつきます。
次へを押します。
スマホで使っているWi-Fiルータが検出されると思います。
こちらのSSIDとパスワードを入力します。
パスワードを入れると接続中になります。
1分程待って接続が完了したら、これで初期セットアップは完了です。
私はまだ試し中なのでリモコンの名前は「家電リモコン(2)」です。
RS-WFIREX4を「家外有効」にする
登録したらこんな画面になります。
上の家電リモコン(1)は前から使っているRS-WFIREX3です。
家電リモコン(2)のRS-WFIREX4はまだ家外無効になっているのでこれを有効にします。
家外有効にすることで、アレクサやGoole HOMEと連携できるようになります。
外からスマホで家電を操作することも可能になります。
右上を押してメニューを出します。
上から3番目の家外設定を押します。
一番上の家外での使用を有効にするにチェックを入れます。
初期設定は終わったので、電化製品をRS-WFIREX4に登録します。
これで家外設定はOKです。
RS-WFIREX4に家電を登録する
RS-WFIREX4で使う家電を登録します。
テレビはパナソニックのテレビを使っているのですが、プリセットで大丈夫でした。
しかし、照明はこちらもパナソニックですが、こちらはどれが動くのかチェックするのが大変でした。
家電リモコンをタップします。
右上のメニューを開きます。
家電製品の追加を選びます。
登録したい家電のカテゴリーを選び、その後メーカーや品番を選びます。
こちらはパナソニックの私の使っているテレビを選んだところです。
ボタンを押してうまく動けば「完了」を押して登録完了です。
上手く動かない場合は手動で登録
照明は色々あってうまく動いてくれるのを見つけるのが大変です。
私はいったん同じメーカーの似たようなモデルを選んでから、照明のオリジナルのリモコンを使って学習させています。
リモコンの画面から、再学習を選び、覚えさせたいボタンをタップしてから、本家のリモコンをスマート家電コントローラに向けてボタンを押せば覚えてくれます。
何度も連打するとうまく登録できないので、1回だけ押すようにするのがポイントです。
これでほとんどすべての家電が登録できます。
これでスマホをリモコン代わりにして、テレビや照明を操作することができる様になりました。
エアコンも後々登録しようと思っていますが、テレビを置いている部屋にエアコンがないのですよね。笑
アレクサと連携させる方法
家電を登録できたらあとはアレクサと連携させるのみです。
Amazon Alexaの設定を押します。
「カスタムスキルを選択」と「スマートホームスキルを選択」の2種類があります。
詳しく使うためにはカスタムスキルですが、そのためには「アレクサ家電リモコンを使って○○して」と「家電リモコン」を入れる必要があります。
「アレクサ電気を点けて」をするためには「スマートホームスキルを選択」を選びます。
すると使える家電リモコンとその家電が出てきます。
使いたいスマート家電リモコンの家電を選ぶと名前を登録できます。
こちらが照明とテレビを登録した状態です。
これでスマート家電コントローラのアレクサの設定は終わりです。
アレクサの設定
アレクサの初期設定はまた後日紹介するので今回は簡単にします。
アレクサの初期設定の記事を書いたのでこちらに詳しく書いています。
アレクサアプリを入れて設定を行います。
アレクサアプリをダウンロードして、ご自分のAmazonアカウントにサインインします。
デバイスの追加を選びます。
私はEcho Dotの第3世代を買ったのでEcho Dotを選びます。
第3世代を選んで、ここからネットワークの設定などを行います。
スマートホームスキルを有効にする
Alexaのスマートホームスキルの「スマート家電コントローラ用スマートホーム」を有効にします。
この時にスマート家電リモコンのアプリを立ち上げた時に、一番最初に登録した、メールアドレスとパスワードが必要となります。
似たようなアプリケーションが多くてややこしいですが、緑色の家のマークのものがスマート家電コントローラのものです。
アレクサ電気を点けてというと照明がつけば完了です。
Google Homeと連携させる方法
AndroidのスマホでOK Googleでも使用できます。
Googleのスマートスピーカーも同様の方法で設定できると思いますが、私は持っていないので、スマホで使う場合の説明です。
スマート家電コントローラのアプリで、Googleアシスタントの設定をタップします。
こちらも2つのメニューがあり、「OK Google 電気を点けて」をするには下のスマートホームを選びます。
カスタムは「家電コントローラを使って」と入れる必要があります。
そしてこちらで使いたいスマート家電リモコンと家電を選びます。
気づいた人もいるでしょうが、Googleアシスタントでは照明しかスマートホームで操作できません。
テレビを操作したい場合は、カスタムで操作しなければならず、「OK Google 家電リモコンを使ってテレビの音量を下げて」と言わなければなりません。
この画面はアレクサですが、Googleアシスタントの設定のカスタムを選択すれば同様の画面に行くので、ここで使用したい家電をリンクしておけばOKです。
Google Homeの設定
Google Homeのアプリをインストールします。
自分のGoogleアカウントにサインインします。
デバイスのセットアップを選びます。
Googleと連携させるを選びます。
家電リモコンスマートホームを選んでリンクします。
この時も最初にスマート家電リモコンのアプリを立ち上げた時に登録した、メールアドレスとパスワードが必要となります。
これでリンクが完了すれば、スマホで「電気を点けて」で電気がつくと思います。
また、テレビを操作したいときは「OK Google、家電リモコンを使ってテレビのチャンネルを4にして」というとチャンネルを変えることもできる様になっているはずです。
まとめ
RS-WFIREX4の初期設定を紹介しました。
RS-WFIREX4だけ買ってもだめで、Wi-FiルータとUSBの電源、スマホやタブレットも設定のために必要です。
アレクサやOK Googleと連携させる方法も紹介しました。
ぜひ参考にしてください。
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