GoPro HERO8のレビュー・GoPro7と比較して暗所は強くなったのか?

GoPro HERO8のレビュー・GoPro7と比較して暗所は強くなったのか?

 

10月25日に発売されるGoPro HERO8 BLACKですが、公式サイトで購入したので正式な発売日より前に購入することができました。早速、USJのホラーナイトで暗所撮影とHyperSmooth2.0を試してきたのでレビューします。

 

GoPro HERO8 BLACK

GoProの公式サイトで注文し、カードのオーソリティで弾かれて、やっと到着しました。

10月1日から待ちわびていました。

 

箱の中身はGoPro HERO8 BLACK!

7と違ってBLACKしかありませんけどね。

 

ついでにGoPro Plusに加入して、バッテリーも2個追加しています。

HERO7の純正バッテリーを5個持っているので要らない気もしましたが、Plusに加入すれば1個1,250円とかなり安かったので。

 

ビニールを外した箱です。

GoProの箱は今まで通りの入れ物です。

 

中身はこんな感じです。

カメラ本体、曲面マウント、バッテリー、ケーブルです。

あと、カメラについているねじとマウント。

 

曲面マウントはこんな感じです。

ヘルメットなどに着ける用で、平面のものは付属していませんでした。

 

ぱっと見は7と似たような形です。

 

カメラだけの重さは104gです。

バッテリーは含めていません。

 

バッテリーは22.6gなので、合計すると126gくらいになります。

 

HERO8用のバッテリーは下側が青くなっており、容量は一緒ですが、純正でないと使えない機能が出てくるそうです。

HERO8用バッテリーのデュアルバッテリーチャージャー付きは売り切れていたので、手持ちの7以前用のデュアルバッテリーチャージャーで充電してみました。

 

問題なく充電できました。

2個同時でも問題ありませんでした。

充電スピードが変わる可能性はありますが、そこは充電器の性能に依存すると思うので、多分実感できるほどの差はないと思われます。

 

GoPro HERO8のセットアップ

ある程度充電してから、セットアップを行いました。

こちらは動画で撮っており、まだ編集していないので後程アップしますが、画面に沿って行えば問題なくできると思います。

 

ファームウェアのアップデートが必要

早速、HyperSmooth2.0を試してみようとしたのですが、目玉であるブースト機能が見つかりません。

4K30や1080にしても表示されず、HyperSmoothのオン・オフしか画面に表示されませんでした。

あれ?と思ってファームウェアを確認すると1.0で、アプリと接続してファームウェアの確認をすると1.2が出てきました。

こちらがそのスマホの画面です。

 

ちなみにHERO7の時はスマホのアプリ経由でアップデートすると、失敗ばかりだったので、パソコンソフトのQuik経由でアップデートしようとしたのですが、ファームウェアは最新と表示され、アップデートできなかったのでご注意ください。

 

HERO8はスマホアプリから問題なくアップデートできました。

 

HERO8のレンズ保護フィルム

HERO8はレンズカバーを交換できないので、保護フィルムを貼っておくと安心です。

 

私が買ったのはディヤードというメーカーのものをAmazonで購入しました。

 

4枚と書かれていますが、前面の小さな液晶のものも入っているので6枚です。

 

内容物はこんな感じで、これがもう1セットついています。

(一番右の小さな液晶部分のものはこの写真で2枚分写っています。)

 

ガラスっぽい素材で透明度も高く、貼りやすかったのでおすすめです。

 

HERO8とHERO7の比較

HyperSmoothによって、GoPro HERO7はアクションカメラとしてかなり普及していると思います。

7を持っている人からして8は買うべきなのか?は気になるところだと思いますので、比較してみました。

ちなみに上記の写真で、左が8で右が7です。

見た目にはフレームをつけていないときは7の方が小さいですが、フレームをつけると8の方がコンパクトになるので、実質コンパクトになっています。

 

ちなみに比較のためにGoProを2台マウントできるマウンターを購入しました。

 

ショーティーを組み合わせるとこんな感じです。

こうやって取り付けると、確かに8の方が小さくなっていますが、購入理由になるほどのコンパクトさではありません。

 

背面はこんな感じです。

 

GoPro HERO7で不満点としては、夜の街歩きで暗いところです。

ドイツで使用したときに、夜の街をPOVで撮っていましたが、暗すぎてわかりにくいし、電子手振れ補正の影響で、ライトなどのネオンが変にビョンビョンしていました。

さらに、ホラーナイトで使っていると、青い光がつぶれる傾向にあります。

G7X mark3で撮ると紫色なのに、GoProで撮ると青く潰れているという感じでした。

 

そのあたりがどのように改善されたのかこちらの動画をご覧ください。

正直、暗所性能としてはほとんどHERO7から変わりありません。

若干8の方がいいかなという感じはしますが、明るいとは言えません。

青く潰れているところは、7よりよくなっている感じがしました。

夜景の電子手振れ補正のビョンビョンなるのも、あまり変化は見られませんでしたが、これは光学補正ではないので仕方ないのかもしれません。

 

GoPro HERO8で改善した点

これだけだと買い換えるには微妙かなと思われるかもしれませんが、撮影中の画面に大きな変化がありました。

写真を取り忘れていますが、7は録画中はバッテリーの残量やmicroSDの容量を確認することができませんでした。

液晶にはRECの赤い丸と録画時間だけが表示されるというものでしたが、8はバッテリーの残量とmicroSDの容量が表示されるようになっていました。

 

地味ですが、これ結構不満点だったのでありがたいです。

特に長回ししているときは、後どれだけバッテリーがあるのか、わざわざ録画停止をしなければわからなかったので改善点だと思います。

 

あと、レスポンスが少し良くなっています。

スマホほどぬるサクとはいかないですが、マシにはなっています。

 

またフレームレスはかなりいい感じです。

今までバッテリーを交換する際には、フレームを外してとめんどくさかったのですが、サクッと変えることができます。

 

HyperSmooth2.0は手持ちで歩く程度では、HERO7のHyperSmooth1.0との違いがあまりわかりませんでしたが、ブーストにした場合、走るとかなり違いがわかります。

ただし、クロップされる部分も多くなるので、基本的には「高」の設定でいいかなという感じです。

ただ、残念だったのが4K60ではHyperSmooth2.0はオンしか選べません。さらに上の「高」と「ブースト」は4K30以下のフレームレートだけでした。

 

GoPro HERO8は長時間録画の熱暴走に耐えられるか?

こちらは映像も写真も撮っておりませんが、4K60の純正バッテリーの条件でどれだけ長時間録画できるのか試してみました。

室内で机の上に置いて試してみたところ、31分40秒で録画が止まっていました。

同時に7もテストすればよかったのですが、以前4月に行ったテストでは45分以上撮れていたので、耐熱性が落ちている感じがします。

 

さらにバッテリーの減り具合ですが、8には8の純正を、7には7の純正で録画していたところ、8の方がバッテリーの減りが早かったです。

ちょっとバッテリーを入れ替えてテストする必要がありますし、背面液晶の明るさが8の方が明るかったので、そのあたりの違いが効いてきているのかもしれません。

 

GoPro HERO8は買うべきか?

今、GoProを持っていない人が買うのなら、あえて7を選ぶ必要性はなく、買うなら8を買うべきです。

値段に少しの違いはありますが、HyperSmooth2.0など新しい機能がついているので、使い勝手がいいと思います。

しかし、7を持っている人はあえて数万円を出してまで、8に買い替える必要はないかもしれません。

しいて言うならバッテリーの取り替えやすさが便利というくらいで、7でも十分手振れ補正が効いています。

買うならGoPro MAXの方が、水平補正が素晴らしいので、そちらの方が新しい機能として楽しめそうです。

 

GoPro HERO9に求めること

HERO8が出たところでもうHERO9の話ですが、HERO9に求めるのは、GoPro MAXの水平補正機能です。

本当に素晴らしいくらい水平が維持されます。

水平にこだわりすぎじゃない?と思うかもしれませんが、クリップマウントでかばんに挟み、POVを撮影しているとどうしても歩いている最中にズレてきます。

後から動画を見ると斜めで、かなり見にくい動画が撮れてしまっていました。

水平が維持されるとなると、適当にマウントすればいいので、かなり魅力的なカメラになると思います。

 

まとめ

GoPro HERO8を購入しました。

HERO7と比べると若干暗所に強くなった感じもしますが、ほとんど変わらないくらいでした。

でも、録画中に残バッテリーとmicroSDの容量がわかるのは便利です。

フレームレスも便利で、バッテリーの交換がしやすくなっています。

 

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