GoPro HERO7 BLACKをドイツでPOV撮影に使うためにいろいろテストを重ねています。買ったものや問題点(特に熱暴走)を自分の備忘録がてら紹介します。
GoPro HERO7 BLACKについて
GoProアクションカメラの代名詞のような存在で、中でも最新のHERO7 BLACKはハイパースムーズというジンバル不要の手振れ補正が素晴らしく、バックパックに取り付けて、POV動画を撮影するのに最適なカメラです。
ドイツ旅行でPOV撮影をして、旅の記録とブログの動画と写真素材として活用するために、私もGoPro HERO7 BLACKを購入しました。
後から、写真として切り出すのならフルHDではなく4Kで記録したいと思っています。
さらには60fpsがいいので、4K60で撮影したいと考えています。
しかし、4K60で撮影するには結構なハードルがありました。
POVマウント
POV撮影に必要なものとしてマウントが一番に上がります。
候補として、ヘッドマウント、ネックマウント、バックパックマウントを考えていました。
ヘッドマウントは目立ちすぎるのでNG。
ネックマウントは持ち運びしにくいし、意外と目立つ。
バックパックマウントが一番よさそうということでバックパックに取り付けるマウントを探しました。
PeakdesignのPOVキット
クリップ型マウントなどと迷った挙句、Peakdesign(ピークデザイン)のPOVマウントを採用しました。
バックパックの肩紐にキャプチャーを固定しておけば、水平がキープしやすく、左右に首を振ることができるので、GoProをまっすぐ向けることができます。
ちなみにクリップ型マウントも別のアダプターをかますことで、その問題は解決できています。
バッテリーの持ちが悪い
純正バッテリーはHERO5から進化しておらず、HERO7で4K60を撮影すると、公式の発表では40~45分しか持たないとなっています。
これを回避するために、純正バッテリーのデュアルチャージャー+純正バッテリーのセットと、単品の純正バッテリーを3個、合計純正バッテリーを5個買いました。
それでも多少の不安があったので、サードパーティー製のトリプルチャージャー付きの4つバッテリーがついているものを購入しました。
これで純正バッテリー5個、サードパーティー製4個、純正デュアルチャージャーとサードパーティー製トリプルチャージャーで対応します。
ちなみに純正のデュアルチャージャーは、モバイルバッテリーで充電しても問題なかったですが、サードパーティー製はモバイルバッテリーでは電圧不足なのか充電できませんでした。
多少高くても純正の方がよさそうです。
4K60でも70分以上動作する
しかし、いっぱい予備バッテリーを買いましたが、テストで4K60を撮影したところ、純正バッテリーで76分の撮影できました。
このテストした日は少し肌寒い日だったので、後述する熱暴走せずに長時間録画ができたと思われます。
microSDが大量に必要
4K60で撮影をすると、128GBのmicroSDで4時間ほど撮影ができます。
今回、移動日も含めて8日間の旅ですので、撮影禁止エリア以外はずっと撮影することを考えると、かなりの容量が必要になります。
推奨されているmicroSDは、SanDiskのExtremeやSamsungのEVO Plusですが、色々テストしたところ、SanDisk Ultraで十分、4K60の撮影が可能だったので、そちらをたくさん買いました。
もう終了しましたが、風見鶏の実店舗で1599円セールをやっていたので、EVO Plusの半額程度で購入できています。
熱暴走で撮影が止まる
今抱えている最大の問題が、GoPro HERO7 BLACKで4K60で撮影すると、正直引くほど熱くなることです。
30分くらい撮影することで、火傷するんじゃないかというくらい熱くなります。
GoProは寒冷地仕様だそうで、バッテリーウォーマーが内蔵されており、発熱する仕様だそうです。
確かに冬山登山やスキー、スノボをする人にはありがたいかもしれませんが、普段使いには結構厳しいです。
少し肌寒い日なら熱くなっても連続で撮影はできましたが、少し暖かい日になると熱暴走が起こります。
今はこの問題をどうやって解決しようか悩み中です。
1080まで解像度を落とせば問題なく撮影ができますが、どうせなら4Kで撮影がしたいんですよね。
アルミのハウジングもありますが、無駄にでかいのが難点です。
まとめ
GoPro HERO7 BLACKでPOV撮影するためにしたことをまとめました。
実際に使用するのはこれからなので、実際に使用したらまたレビューします。
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