以前、ドイツ旅行を記録するのにドライブレコーダーを使おうと思っており、PAPAGO!のGoSafe 34Gがよさそうだと紹介しました。今回、GoSafe 34Gを手に入れてドイツに行く前に自分の車で使い倒したので、徹底レビューします。
- ドライブレコーダーをPAPAGO! GoSafe 34Gにした理由
- PAPAGO! GoSafe 34Gとは?
- PAPAGO! GoSafe 34Gの開封レビュー
- PAPAGO!の吸盤ステー
- PAPAGO! GoSafe 34Gの初期設定
- PAPAGO! GoSafe 34Gの消費電力
- PAPAGO! GoSafe 34Gの取り付け
- PAPAGO! GoSafe 34Gのレビュー動画
- 感想
ドライブレコーダーをPAPAGO! GoSafe 34Gにした理由
最近もニュースであおり運転が問題となっており、ドライブレコーダーの動画が証拠となっている事件が多数あったので、私の車にもドライブレコーダーを取り付けようと考えていました。
特に高速道路で停車させた上に死亡事故になってしまった事件があった時は、ドライブレコーダーを買いにカー用品店まで出向きました。
しかし、ドライブレコーダーってたくさんのメーカーがあり、どれにしようかと迷います。
オートバックスに行ったら、ユピテルやコムテック、ケンウッドなどが並んでいますが結構高い。
かと言って、中国産のドライブレコーダーは安いけれど、本当にきれいに映るのか?いざというときにちゃんと動いてくれるのか?という不安があり、そんなこんなで迷っていたら、ドライブレコーダーを取り付けずに今に至るといった状況でした。
レンタカー旅行に使えるドライブレコーダーが欲しい
今回のドライブレコーダーを導入する決定的な理由は、GWにドイツに旅行に行く予定をしており、レンタカーでアウトバーンやドイツの街並みを映せるドライブレコーダーが欲しいと思ったことです。
こちらの記事にも書いたのですが、ハワイ旅行に行った記事を書いているとき、道の様子を紹介したいのに、運転している最中はもちろん写真が撮れません。
写真を撮るために戻るのもめんどくさいですし、そもそも高速道路などではそんなことできません。
また、今回のドイツ旅はミュンヘンからニュルブクリンクやケルンまで行く予定なので、大半をドライブで過ごすことになります。
その道中を記録できれば、帰ってから記事を書くときの写真として使えるし、思い出として動画として残しておけるので、いい機会だと思ってドライブレコーダーの導入に踏み切りました。
ドライブレコーダーに求める条件
結構私が求めるドライブレコーダーの条件として、まずは普通のドライブレコーダーとして
- 画質が綺麗であること。
- 夜間も綺麗に撮れること。
- 西日本のLED信号に対応していること。
- HDR・WDRに対応していること。
まずはこれらが必要最低限です。
そして、旅行やレンタカーで使うための条件として
- 吸盤ステー対応で設置と取り外しが簡単であること。
- GPSに対応していること。
- 電源がUSBなど汎用性があること。
- 大容量のmicroSDに対応していること。
これらがあります。
これらを満たしてくれると、普段は自分の車で使用して、旅行に行くときだけ取り外して、レンタカーに取り付けて旅の記録をとることができます。
これらを考慮した結果、PAPAGO! GoSafe 34Gがヒットしました。
PAPAGO! GoSafe 34Gとは?
PAPAGO! GoSafe 34GとはPAPAGO!さんが出しているドライブレコーダーの最上位モデルの1つです。
先ほど挙げた条件に沿って、PAPAGO! GoSafe 34Gを紹介します。
画質が綺麗
一般的なドライブレコーダーはフルHDの1920×1080の200万画素の解像度しかありませんが、GoSafe 34Gはさらに倍のWQHD 2560×1440の400万画素の解像度があります。
高解像度だと何かあった時に、車のナンバーなどを鮮明に記録することができます。
さらには140度の広角に撮れるので、車の横の方まで撮れます。
夜間も綺麗に撮れる
GoSafe34Gは400万画素のCMOSセンサーで、F値が1.9と明るいガラスレンズを採用しているので、夜間も綺麗に取れます。
西日本のLED信号に対応
西日本は電気の周波数が60Hzなので、LEDの信号は肉眼ではわかりにくいですが、超高速で1秒間に60回点滅しています。
動画の規格である60fpsや30fpsなので、この点滅の周期と一致してしまうと、信号が消えてしまっているように見えてしまいます。
youtubeでも信号が消えてしまっている動画が上がっていますが、信号が消灯した状態でしか記録ができず、もし事故があった場合、赤信号だったのか青信号だったのか不明となり証拠としての能力がありません。
GoSafe 34GはLED信号の無灯火記録を防いでくれるシステムがあり、西日本でも安心して使うことができます。
HDR・WDRに対応
トンネルの出口ような明暗差が大きいところにいくと、白飛びをしてしまい、うまく記録ができないことがあります。
GoSafe34GはWDRに対応しており、明暗差の激しい場面でも録画をうまくすることができます。
吸盤ステー対応
レンタカーで使用することを考えると、超強力両面テープで固定するものは使い勝手が悪いです。
GoSafeシリーズは別売りで吸盤ステーがあり、これを使用することでレンタカーでも気軽に取り付けることができます。
GPSに対応
事故の記録にも使えますが、私は旅の記録として使いたいのでGPS対応が必須でした。
どこを走っていたのか一目瞭然でわかるのはありがたい機能です。
電源がUSBに対応
一般的なドライブレコーダーはシガーソケットで電源を取るのが普通だと思いますが、レンタカーでの使用を考えると、USB電源に対応してくれている方が使いやすいです。
専用のコードだと自分の車で配線を隠すように取り付けてしまうと、別の車に取り付ける時に、わざわざシガーソケット専用のコードを購入する必要があります。
また、レンタカーが禁煙車でシガーソケットがない場合、電源を取ることができないので、ポータブル充電器で使用できるUSBで電源を取ることができる方がありがたいです。
大容量のmicroSDに対応
GoSafe 34Gは32GBのmicroSDが付属していますが、32GBでは3時間程度しか撮れません。
旅行で使うことを考えると大容量のmicroSDに対応してくれていないと、どんどんと上書きされてしまいます。
GoSafe34Gは128GBに公式に対応していますし、どこかのレビューで200GBにも対応しているとあったので、128GBなら14時間録画できるので、ホテルについたらパソコンに保存したり、予備のmicroSDをもってきていれば大丈夫です。
PAPAGO! GoSafe 34Gの開封レビュー
PAPAGO! GoSafe 34Gが届いたので開封レビューです。
PAPAGO! GoSafe 34Gの箱
こちらがGoSafe34Gの外箱の正面です。
正面の箱には私が先ほど挙げた条件以外にも、衝撃感知Gセンサーや、2.7インチのモニター搭載、動体検知監視機能などもGoSafe34Gの長所です。
箱の裏面です。
動体検知機能や安心安全機能の詳細がかかれています。
側面には撮影モードが3つあることがかかれています。
常時録画、衝撃録画、手動録画があります。
事故が起こった時に別フォルダに囲ってくれるので、自動で上書きされるのを防ぐことができます。
反対側の側面はGoSafe 34Gの仕様がかかれています。
底面には解像度のことがかかれています。
旅の記録用にも考えているのでWQHDの高解像度がいいですね。
ちなみに上面はPAPAGO!って主張しています。笑
PAPAGO! GoSafe 34Gの内容物
箱を開けてみると厳重に入っています。
中身を全部出してみました。
PAPAGO! GoSafe 34Gの本体
こちらがGoSafe34Gの本体です。
背面の液晶部分です。
保護シート貼ったまま撮っちゃいました。
こちらが底面です。
ボタンが4つついており、すべてこのボタンで設定ができます。
外部出力の端子です。
microSDスロットです。
ステーに取り付ける部分と、USB-miniBの電源端子です。
大きさは幅9cmです。
縦は5cmです。
奥行きは一番長いところで4.5cmあります。
重さは95.6gです。
重さ関係ないやんと思うかもしれないですが、旅行で持ち運ぶなら重さは重要です。
また、吸盤ステーで取り付けることを考えると重すぎると落下の危険性があります。
PAPAGO! GoSafe 34Gの充電ケーブル
PAPAGO! GoSafe 34Gの電源はシガーソケット一体型ではなく、シガーソケットのUSB充電器と4mのUSB-miniBケーブルです。
USB-miniBはスマホのmicroUSBではないので要注意です。
PS3のコントローラーの充電端子と一緒です。
個人的にはmicroUSBの方が、スマホの充電ケーブルを流用できるのでよかったのですが、まぁ仕方ありません。
PAPAGO! GoSafe 34Gの付属品
付属品にmicroSDの32GBがついています。
これ買えばすぐに使えるのはいいですよね。
旅行ではなく一般的な使い方では32GBもあれば必要十分です。
取付ステーです。
こちらは両面テープ型のものです。
予備のテープもついています。
ドライブレコーダー搭載車のシールです。
抑止力になりますが、ちょっとダサいのでつけません。笑
注意書きです。
こちらも注意書きです。
他社製のシガープラグケーブルを使わないでと書かれていました。
すみません、旅行には他社製のものを使う気満々です。笑
そのための動作テストも行っています。
サポートも充実しています。
中華系の安いレコーダーとはここが違いますね。
取扱説明書です。
ペラペラかと思ったら57ページもあって、内容も分かりやすかったです。
PAPAGO!の吸盤ステー
レンタカーでも使える用の吸盤ステーです。
本来はレンタカーのために買ったのですが、私の車はフロントガラスにUVカットの透明フィルムを貼っているので、結局これ使っています。
こちらが吸盤ステーです。
真ん中のレバー部分を使うことで、真空状態を作れる構造なのでしっかりと引っ付きます。
吸盤面はこんな感じです。
重さは22.1gです。
PAPAGO! GoSafe 34Gの初期設定
早速電源を入れてみました。
言語をまずは選びます。
次に日時を設定します。
もうこれで初期設定は完了です。
写真を撮り忘れたので後から追記しますが、西日本で使用するための設定があったのでやっておきました。
ちなみに部屋でやったので、付属のシガーソケット電源ではなく、モバイルバッテリーで電源を取りました。
注意書きをいきなり無視しましたね。笑
使ったのは旅行にも持っていくつもりのMATECH DevlieryCell+です。
PAPAGO! GoSafe 34Gの消費電力
PAPAGO! GoSafe 34Gをレンタカーで使用するときに、モバイルバッテリーで運用することも考えて、どれだけ消費電力があるのか検証しました。
17時間で7148mAh消費しました。
私が持っているモバイルバッテリーは20800mAhなので丸2日くらいはモバイルバッテリーで運用できるんじゃないでしょうか。
思ったよりも消費電力少ないですね。
PAPAGO! GoSafe 34Gの取り付け
GoSafeを自分の車に取り付けました。
シガーソケットを挿すだけで電源はつきますが、配線剥き出しは格好悪くて嫌なので、Aピラーを外して配線を這わせました。
電源は、以前にレーダー探知機用に運転席の下からACC連動のシガーソケットを増設していたのでそれに取り付けました。
普通ならヒューズボックスから取ればいいと思います。
PAPAGO! GoSafe 34Gのレビュー動画
PAPAGO! GoSafe 34Gの動画です。
LEDの信号が消灯することなくついていることが分かると思います。
GPSが便利
PAPAGO!の公式サイトで配布されているソフトを使用することで、GPSでどこを走っていたのか確認したり、Gを確認したりすることができます。
これがめちゃくちゃいいです。
旅行で自分が走っていたところがわかるってかなり重要だと思います。
夕暮れの映像
運転しにくい夕暮れ時の映像も撮っておきました。
夕暮れ時も綺麗に撮れています。
夜で雨の映像
夜が綺麗に撮れるのかというのも重要ポイントですが、こちらも綺麗に撮れています。
さらに悪条件の雨が降っている時を選びましたが、雨粒がフロントガラスについているとさすがに見えにくいですが、ワイパーで拭き取れば綺麗に映ります。
照明や暗いところも綺麗に撮れていると思います。
感想
PAPAGO! GoSafe 34Gを2週間徹底的に使ってみました。
普段使いのドライブレコーダーとしてもこの機種はかなり優秀だと思います。
これだけ優秀なのに14,000円程度で、有名メーカーなら2万円を超えるのでコスパは抜群だと思います。
ユピテルとかコムテックのドライブレコーダーにしようと思っている人にもおすすめできる製品です。
特に私が求めていた、吸盤ステーでUSB電源で撮影ができて、暗いところでも綺麗に撮れるという条件を満たしてくれてるので完璧です。
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