7月12日にトイストーリー4が公開されました。公開当日の夜にレイトショーで見てきましたのでレビューしたいと思います。ネタバレを含むのでご注意ください。
トイストーリー4のあらすじ
トイストーリー4は、もともとの持ち主のアンディが大人になった後、新たなる持ち主のボニーに引き継がれた物語です。
アンディのところではお気に入りのおもちゃとして、おもちゃの中でリーダーとして活躍していたウッディーですが、ボニーのところではあまり遊んでもらえず、クローゼットの中に放置されることが多くなってしまっていました。
それでも「おもちゃにとって大切なのは、子供のそばにいること」と信じるウッディーはボニーのことを気にかけています。
フォーキー誕生
ある日、ボニーが幼稚園の体験に、ウッディーも一緒にリュックに紛れて一緒に行きます。
その際、ボニーが先割れスプーンなどのゴミで作ったおもちゃ「フォーキー」が生まれます。
しかし、フォーキーは自分はゴミだと思っており、すぐにゴミ箱に入って捨てられようとします。
ボニーはフォーキーがとてもお気に入りで、気弱なボニーの心の支えとなっており、ウッディーはフォーキーがゴミ箱に入らないように見張り、ボニーのおもちゃになるようにすることが使命だと思うようになります。
キャンプへ
またある日、ボニー家はキャンピングカーで旅行に出かけます。
おもちゃも一緒にキャンピングカーに乗るのですが、フォーキーは自分はゴミだとしてキャンピングカーから飛び降りてしまいます。
それを追いかけるようにウッディーも飛び降り、徒歩で目的地のオートキャンプ場を目指します。
アンティークショップ
キャンプ場の直前にセカンドチャンスというアンティークショップの前を通りかかると、以前の恋人のボーのランプを発見します。
ボーがいるかもと思った、ウッディーはフォーキーを連れてアンティークショップに侵入します。
しかし、そこはギャビーギャビーというボイスボックスが壊れた女の子用の人形と、くるみ割り人形みたいな取り巻きがおり、ウッディーの壊れていないボイスボックスが欲しいギャビーギャビーは、ウッディーを捕まえようとします。
ウッディーは自分のボイスボックスを鳴らすことで、アンティークショップのオーナーの孫の気をひいて逃げることができましたが、フォーキーは捕らわれてしまいます。
ボーと再会
ウッディーは公園に連れていかれますが、隙をついて逃げ出します。
ボニーのお気に入りのフォーキーを救出するためにアンティークショップに行かなければと思っていると、スカンクのラジコンに乗ったボーやひつじなどの昔の知り合いと出会います。
さらには、ボニーのキャンピングカーから、内なる声を聞いてウッディーを助けるためにやってきたバズと、道中で射的屋からつれてきたダッキー&バニーと合流し、アンティークショップへと乗り込みます。
救出失敗
ボーはアンティークショップに以前いたことから、昔の友人 バイクスタント人形のデューク・カブーンを頼ります。
バイクスタントによってフォーキーを救う直前まで行きますが、あと少しというところで救出失敗に終わってしまいます。
しかし、ウッディーは再度アンティークショップに戻ってフォーキーを助けようとしますが、自分勝手で他の仲間はどうなってもいいのか?という風になり、みんな離れ離れになってしまいます。
ウッディー捕らえられる
再度侵入したウッディーはギャビーギャビーに捕まってしまいます。
その際、ギャビーギャビーのボイスボックスは最初から壊れており、アンティークショップのオーナーの孫に遊ばれて幸せになりたいという願望を聞かされ、フォーキーを返してもらう代わりにボイスボックスを譲ります。
ボイスボックスを移植されて声が直ったギャビーギャビーは、オーナーの孫にボイスボックスで気をひきますが、要らないといわれてしまいます。
ボニーのキャンピングカーへ
ウッディーがフォーキーを助けている間に、ボニーのキャンピングカーは帰路に着こうとしていましたが、カーナビとブレーキをジェシーたちが乗っとることで、合流場所の移動遊園地のメリーゴーランドへと向かいます。
ウッディーたちも人がいる移動遊園地を人目を縫ってメリーゴーランドへと移動します。
その際、迷子の子を見つけてギャビーギャビーは、その子にもらわれていきます。
ウッディーとフォーキーもボニーのキャンピングカーと合流することができ、ウッディーはボーと別れて、キャンピグカーに乗ろうとします。
しかし、その直前で引き返して、ボニーのところへは戻らず、ボーたちと持ち主のいないおもちゃとして生きていくことを決めて終わりです。
感想
面白いか面白くないかと言われれば、面白いほうだと思います。
しかし、フォーキーにかなりイライラとさせられます。
「ゴミ?」って言いながら、自らゴミ箱にダイブするところなんて、自殺を連想させられます。
ギャビーギャビーとその取り巻きの人形の不気味さ、敵だと思っていたギャビーギャビーも自分の故障を直して幸せになりたいと思っているだけという、敵キャラの心情なども楽しく見れました。
レイトショーだったので幼い子どもはいませんでしたが、ちょっと不気味すぎて泣く子がいてもおかしくないかもしれないです。
今回、ウッディーがボニーの元に戻らずに、第二の人生を歩み出したところが、今までのトイストーリーとは違うと思いました。
アンディにはウッディーが必要でしたが、ボニーには必要とされていないことを感じており、ずっと信条としていた「おもちゃにとって大切なのは子供といること」を曲げて、自分の次の道に歩み、ウッディーのおもちゃとしての物語の最終章だなと感じました。
そして、子ども用のアニメですが、人間社会にも通じていると感じました。
会社を定年したあとの第二の人生というか、必要とされることの大切さというか。
結構難しい内容だと思いますが、深いところまで子どもはわかるのでしょうかね。
まとめ
トイストーリー4を見てきました。
新キャラのフォーキーにはイラっとさせられますが、なかなか楽しめた映画でした。
あらすじを紹介していますが、かなり端折っているので実際に見た方が楽しめます。
ぜひ映画館でご覧ください。
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